おはようございます☕
ジメジメして暑い日が続きますね🐌
さて、皆さんはLINEというモバイルメッセンジャーアプリはご存知かと思います。
プライベートからビジネス場面でのコミュニケーションツールとして活用されているかと思いますが、「IDを乗っ取られた」といった話題も聞かれ、ビジネス場面での使用におけるセキュリティ上の問題に不安を感じる方もおられるのではないでしょうか?
そのような不安を感じられている方には、今回ご紹介するLINEworksアプリについて参考にしていただければと思います。
LINE works オススメ度
LINE WORKS | 訪問/電話/リモートサポートの日本PCサービス株式会社
トータル評価 | |
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操作性 | |
利便性 | |
検索性 | |
デザイン | |
コスト |
操作性に関しては、LINEとほとんど変わりなく使用することができます。
そのため、会社内の比較的年齢が高い世代であっても導入のハードルを大きく下げることができ、パソコンやITツールが苦手という方であってもLINEを使うことさえできれば、使い方に大きく悩むことはないです。
利便性に関しては、チャットを入力した際に相手がそのメッセージを確認すると「既読」と表示されるのはLINEと同様ですが、グループ内でチャットした際にこの「既読」をタップすることで、グループメンバーの誰が既読して、誰が既読していないかを知ることができます。
重要な情報を共有する場合など、グループメンバーが全員確認しているのか、そうでなければ誰に喚起した方が良いのかを判別できます。
また、LINE同様スタンプ機能もあります。ビジネスシーンで使用されそうな「了解」「ありがとうございます」などのスタンプが一通り揃っていますが、スタンプの種類は既定されており、自身でカスタマイズすることはできません。
検索性に関しては、検索機能(パソコンであればCtrl+Fキー)を使ってキーワードによる過去のチャットを検索することができます。画像やファイルなどのコンテンツについてもコンテンツ一覧から過去の分まで探すことができますが、コンテンツのタイトル名などを明確にしておかないとコンテンツ量の増加に伴って検索できる能力は低下していきます。
デザインに関しては、ほとんどLINEと変わりはないです。種類は限られていますが、LINEスタンプと同じものがいくつか揃っています。
コストに関しては、フリー、スタンダード、アドバンストの3つのプランが用意されています。
項目 | フリー | スタンダード | アドバンスト |
---|---|---|---|
年間契約 | 0円 | 495円/月 | 880円/月 |
月額契約 | 0円 | 594円/月 | 1,056円/月 |
メンバー数上限 | 100人まで | 制限なし | 制限なし |
共有ストレージ | 基本容量5GB | 基本容量1TB 1ユーザーあたり1GB追加 | 基本容量100TB 1ユーザーあたり1GB追加 |
オプション追加 | – | ○ | ○ |
オプションにはDriveや追加ストレージ等があります。
LINE worksの特徴
LINEworksは基本的にはLINEと同じような操作感でコミュニケーションが取れるチャットツールになります。
お馴染みのスタンプ機能に加えて、音声打ち込みやボイスメッセージにも対応しています。
また、メッセージ内でアップした写真や画像、ファイル、リンクなどのコンテンツを一覧化して確認することができたり、自身で入力形式をテンプレート作成することなど、便利な機能も多く搭載されています。
同じ分類の話題(例えば一つの企画についての話題)に関しては、ノートという機能を使用してカテゴライズすることで、指定の話題に関するチャットだけを確認するということもできます。
よくある疑問点
- プランは何を選べばいいの?
-
個人的にオススメなのは、スタンダードプランです。
フリープランは利用料無料で100人まで利用することができるため、ある程度の規模の中小企業であれば問題ないかと思います。ただ、共有ストレージが5GBというのが非常に小さく、特に画像や動画などを共有するようなことがある場合すぐに容量不足になってしまいます。フリープランはオプションを付けることができないため、スタンダードプランの利用がオススメです。フリープランでまずは使用感を試して、良ければスタンダードプランにアップグレードするのが良いかと思います。 - 比較的高齢のスタッフやICTって何?っていうようなスタッフでも使うことができる?
-
全ての便利な機能を使いこなすというところまで求めるのであれば学習期間は必要かと思いますが、通常使い(報連相や情報共有など)であればすぐに使うことができると思います。
LINEなんて使ったことがないとかそもそもスマホを持ったこともないという場合は難しいかもしれませんが、現代はスマホが基本的なビジネスツールとなってきており、高齢者でもITリテラシーが高まってきていることを鑑みるとLINEを扱うことは最低限の知識になるかと思います。 - 仕事上のやり取りで使いたいけど、セキュリティって大丈夫?
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『ISO/IEC 27001、27017、27018 およびSOC2/SOC3(SysTrust)認証を取得しているだけではなく、すべてのデータセンターを国内に設置しています。高レベルの情報セキュリティマネジメントシステムで構築されているので法人用途でも安心してご利用いただけます。”引用:LINE WORKS | 訪問/電話/リモートサポートの日本PCサービス株式会社 (j-pcs.jp)”
また、LINEworksアプリを起動時にパスワード入力を要求するよう設定することができ、かつ定期的にパスワード変更させることができるため、万が一スマホなどの端末を紛失しても安心です。
導入におけるデメリット
何事もそうですが、メリットだけでなくデメリットについても把握しておくことは大切です。
ただ、LINEworksを導入にするにあたって大きなデメリットというのはないように感じます。
使用方法が簡単であることから、導入すればすぐに活用できるようになるでしょうし、プランによりますが文字打つだけの情報共有だけでなく、写真や画像、動画やボイスメッセージなどの活用によって情報共有の精度はより高めらると思います。
強いて挙げるのであれば、以下の2つかなと思います。
- 使用するスタッフ数が増加することによってグループ管理やメッセージ管理が若干手間
- パスワードを忘れたスタッフの対応という手間が発生する。
この辺は、その部署の長や特定の役割として担うスタッフを配置することでも改善できるでしょうし、対策は立てられるものかなと思っています。
使用した感想
私の会社では、ICTツールとしてLINEworksを導入して8年目になります。
正直、導入したての1年目はLINEからLINEworksに変更したことでどうして変更したのかをあまり理解していませんでしたが、顧客情報をに関することを共有する機会が増えてきたこともあってセキュリティ機能を向上させるためということでした。
使用している中で使いづらいと感じることはほとんどなく、60歳を超えたスタッフでも難なく使うことができています。
私たちの会社では、LINEworksの活用場面として業務に関する情報共有はもちろん、勤怠希望をアンケート形式で確認したり、研修のスケジューリングに役立てています。
更に、指定のメンバーで共有するスケジュール表を用いて業務スケジュールのチェックも行っています。
まとめ
今回はモバイルメッセンジャーアプリとして有名なLINEのセキュリティ上の課題を改善し、ビジネス場面でも効果的に活用することができるLINEworksについてまとめました。
現在、職員との連絡手段としてLINEを活用されている職場の方には是非オススメしたいです。
私たち自身もまだまだLINEworksの便利な機能を活用しきれているわけではありませんが、随時アップデートにより便利な機能が追加され、更なる業務環境の改善にもつながる可能性を秘めています。
働き手が少なくなってきている今だからこそ、このようなICTツールの活用を見直す良いタイミングかもしれません。
フリープラン(無料)もありますので、一度試してみては?
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました🍀
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